4) 地産地消との違いと今後の課題

グローバリゼーションが進む今日、食や農、環境の問題を解決するには、地球規模で取り組んでいかなければならないことはいうまでもありません。

スローフード運動は、地域の暮らしや文化に立脚して、足元からの取り組みを進めつつ、県、九州、日本、さらにはアフリカなど発展途上国を含め、世界の人々とつながりながら、こうした大きな問題の解決を図ろうとするところに、地産地消運動などと異なる特質があると思います。

スローフード運動は、先にも述べたように、アフリカなど発展途上国を含む世界共通の運動であり、今では、日本国内においても誰もが一度は聞いたことがある言葉で、食と農に関する運動だとご存知の方は多いと思います。

ただ残念なのは、現状は本質とかなり違った方向に進められかなりの人に誤解を受けている部分もあるということです。

この誤解を解いて、本質にもどった状態で、この運動を展開していけることを切に望みます

(スローフード長崎顧問 料理研究家 黒川陽子)

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